【高木】中山牝馬S◎の本格化確信し会心ヒット!!“確変”3連単3週連続4連発!!

2025年3月13日 10:00

 木曜のテーマは競馬。前週に会心ヒットを放った記者が、的中へのプロセスを振り返る。今週も東京本社予想の重責を担う高木翔平が、何と3週連続の登場。土曜中山メインの中山牝馬Sで◎シランケドが快勝。3連単3万4820円を◎△▲で仕留めた。これで東京最終週のフェブラリーS、中山開幕週のオーシャンS、中山記念のダブル的中に続き“3連単3週連続4連発”。まさに確変モードに突入中だ。

 我ながら絶好調である。打撃の神様と称された川上哲治風に言うならば「勝ち馬が止まって見える」。すみません、言い過ぎました。でもそれくらい“買えば当たる”状態。当コーナーが誕生して4年近く。何度か登場させてもらったが、3週連続はもちろん初めて。いやたぶんコーナー史上初ではないか?知らんけど。

 本社予想はまず的中第一。ある先輩記者には「◎じゃない1番人気が勝ったら恥」と言われたこともある。プレッシャーも大きく、予想はどうしても人気サイドに寄りがち。ゆえに1番人気以外に◎を打って的中した際の快感はたまらないものがある。

 中山牝馬Sは荒れるハンデ戦。1番人気は10連敗中だ。今年の1番人気は恐らくクリスマスパレード。これは戦前の読み通りだった。だが、初めて背負うトップハンデ56キロがどうにも気になった。素直に◎を打つ気にはなれない。メンバーを眺めて目に留まったのがシランケドだった。

 何より連勝した近2走の内容が良かった。猪苗代特別は小回り福島で先行し4角先頭から直線独走。魚沼Sは一転、新潟外回りのワンターンで後方待機。前半5F61秒2のスロー。結果的に先行2頭が2、3着に残る流れを、メンバー最速上がり3F33秒0の末脚で捉え突き放した。全く異なる舞台、流れの中で勝ちタイムはいずれも芝2000メートルで1分59秒台。これはもう何かに恵まれたわけではなく、完全に本格化したと確信できた。

 逃げ候補は多数出走していたが、どの馬も“何が何でもハナ”というタイプではない。そこまで激流にはならない…という読みも当たって前半5F59秒6という絶妙な“ちょい速”ペース。4角大外を抜群の手応えで進出する◎に早くも勝利を確信。直線坂上で脚色が鈍って、ちょっと冷や汗をかいたが、最後はきっちり届いてくれた。昇級初戦で3番人気は意外だったが、1番人気を▲にとどめて的中した馬券の味は格別だった。

 “裏番組”のフィリーズレビューも3番人気◎ショウナンザナドゥが快勝。14番人気の2着馬は抜けたが、こちらも納得の予想ができた。見えている。もう当たる気しかしない。来週も当欄でお会いしましょう。知らんけど。(高木 翔平)

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