【高木】絶好調!高松宮記念前哨戦で“5連単” 鉄則を公開
2025年3月6日 05:30
木曜のテーマは競馬。前週に会心ヒットを放った記者が、的中へのプロセスを振り返る。今週も先週に続いて東京本社予想・高木翔平が登板。2週前のG1フェブラリーSに続き、中山開幕週の土日重賞3連単をダブル的中と絶好調だ。1日のオーシャンSでは、本命のママコチャから5着まで印が回る“盤石予想”で3連単1万6290円をゲット。さらに日曜の中山記念では3連単5800円の堅め決着をきっちり仕留めた。
中山開幕初日のオーシャンSは◎ママコチャ、○ペアポルックス、☆ウイングレイテストの3連単1万6290円を的中。実は4、5着のヴェントヴォーチェ、ウインモナークまで印が回っていたので、この時ばかりは夢の“5連単”があってほしかった…。オーシャンSの鉄則でもある先行馬狙いがうまくハマった。
オーシャンSは18年キングハート、19年モズスーパーフレア、20年ダノンスマッシュ、21年コントラチェック、22年ジャンダルム、23年ヴェントヴォーチェ、そして今年のママコチャが「4コーナー4番手以内」からの粘り込みV。現役屈指のスピード自慢たちが開幕初日の芝で飛ばせば、後ろからは物理的に届かない展開になる可能性が高い。今年も1~3着は「4コーナー4番手以内」だった。
高松宮記念の前哨戦として位置づけられるレースだが、今年は例年よりメンバーレベルが落ち着いたイメージもあった。芝1200メートルの重賞で勝利経験があった馬はわずか3頭のみ。同舞台で行われる23、24年のG1スプリンターズSで1、4着だった◎の実績は抜けていた。例年以上に戦いやすかったはずだ。芝1400メートルで敗れた前走阪神C(5着)は度外視でいいと思っていたし、戦歴を考えれば、単勝オッズで2・7倍も付いたのはおいしかったのではないだろうか。
翌日の中山記念も▲シックスペンス、◎エコロヴァルツ、☆ソウルラッシュで何とか的中(3連単5800円)。本命を託したエコロヴァルツは仕上げ切ってはいなかっただろうが、厳しいペースの中で好位から2着に頑張ってくれた。次戦でG1に出てきても強く狙いたくなる内容だった。例年、この時季のG2、G3を的中できれば、春のG1が待ち遠しくなる。予想好調な今年は楽しみなビッグレースが多い。 (高木 翔平)