有力馬続々…来年の米国3歳戦線は“ゴドルフィンブルー”の大旋風!?
2024年12月5日 05:30 11月30日にチャーチルダウンズでG2ゴールデンロッドSとG2ケンタッキージョッキークラブSが行われた。来年5月に同競馬場で行われるG1ケンタッキーオークス、G1ケンタッキーダービーの出走権を巡るポイントが設定されたレース。勝ったのはいずれもゴドルフィンの所有馬だった。
ゴールデンロッドSを制したのはグッドチア(牝2、父メダグリアドーロ)。5番手から楽に抜け出し、デビューから無敗の4連勝で重賞初制覇を果たした。米国のこの路線には、11月1日に行われたG1BCジュヴェナイルフィリーズを制し、こちらもデビューから無敗の4連勝を飾っているイマーシヴ(牝2、父ナイキスト)という逸材がいる。同馬もまたゴドルフィンによる自家生産馬である。そして、道中2番手から積極的な競馬でケンタッキージョッキークラブSを制し、重賞初制覇を果たしたファーストリゾート(牡2、父アンクルモー)もまた、ゴドルフィンによる自家生産なのである。
米国における来年の3歳戦線には、ゴドルフィンブルーの大旋風が吹く可能性がありそうだ。 (競馬評論家)