G1ゴールドCでギャロパンデシャンが歴史的快挙へ
2025年2月6日 05:30 レパーズタウンを舞台とした「ダブリン・レーシング・フェスティバル」の、開催初日(1日)のメイン競走として行われたG1愛ゴールドC(芝24F70ヤード)は、1番人気のギャロパンデシャン(セン9)が2着以下に4馬身3/4差をつけて優勝。史上3頭目となる3連覇を達成した。
同馬を管理するのは、アイルランドで16季連続障害リーディングの座にある伯楽ウィリー・マリンズだが、レース後に同師は「この馬が自分の手がけた最強馬」とのコメントを出した。スティープルチェイス3マイル路線の絶対王者である同馬の次なる目標となるのが、これも自身の3連覇が懸かる、3月14日にチェルトナムで行われるG1ゴールドC(芝26F70ヤード)だ。ブックメーカー各社は、ギャロパンデシャンに2倍を切るオッズを掲げて圧倒的1番人気に支持している。ここも勝てば、ゴールデンミラー(1932年から36年まで5連覇)、コテージレイク(48年から50年まで)、アークル(64年から66年まで)、ベストメイト(2002年から04年)に続く、レース史上5頭目の3連覇達成となる。歴史的快挙が懸かった3月14日のG1ゴールドCに、ご注目いただきたい。 (競馬評論家)