【阪神JF】ナミュール 快走に高野師も満足、C・デムーロも手応え「凄くいい感じ」

2021年12月9日 05:30

クリスチャン・デムーロ騎手を背に坂路をハリーオンダウンと併せ馬で追い切るナミュール

 最前線で取材する記者が気になる穴馬に迫る「G1リベンジャーズ」。2歳女王決定戦「阪神JF」の2日目は大阪本社の寺下厚司記者が担当する。追い切りの動きが圧巻だった2戦2勝のナミュールに注目。クリスチャン・デムーロとの新コンビでG1タイトルをつかみ取る。

 ノーザンファーム生産馬が4連勝中のG1。大手牧場が送り込む素質馬が次々と2歳女王に輝いている。この4頭は連勝中の成績で参戦していた。今年は同ファームから3頭が出走予定だが、連勝中は2戦2勝のナミュールのみ。その最終追い切りに全集中した。

 馬上には3年ぶりに栗東トレセンを訪れたクリスチャン・デムーロがいた。坂路でハリーオンダウン(2歳未勝利)の少し後ろで折り合って追走。残り200メートルでゴーサインを出すと、1F11秒8の好タイムで僚馬を4馬身突き放した(全体時計4Fは54秒0)。

 感触を確かめた鞍上は「凄くいい感じに追い切れた。いい瞬発力があるのを確認できたし体調も良さそう」とジャッジ。高野師も「反応を見てもらったけど、坂路モニターで見ていてもいい動きだった。ジョッキーも“グッド”と言ってくれた」と満足げに語った。

 新馬戦は超スローペースの2番手から楽に抜け出し、前走の赤松賞は上がり3F33秒0で豪快に差し切った。勝ち時計1分33秒8は同じ舞台のアルテミスSより0秒2速かった。過去2戦をチェック済みの鞍上も「楽に勝っているし、いいパフォーマンスをみせた。メンバー的にもチャンスはあると思う」と意気込む。

 鞍上は3年前の当レースを同じノーザンファーム生産馬のダノンファンタジーでV。「ごまかしの利くコースじゃないし強い馬に乗れば力を発揮できる。この馬も重賞を勝てるレベル。日曜になれば分かるんじゃないかな」と余裕の表情を浮かべ、日本語で「ガンバリマス」と締めくくった。

 母サンブルエミューズは12年の当レースで2番人気ながら8着に敗れた。同じく赤松賞Vから参戦したアパパネは09年の阪神JF(1着)で、その母ソルティビッド(02年17着)のリベンジに成功。ナミュールにも母の無念を晴らすVを期待したい。 

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