【桜花賞】Vチューバー・エクア ライトクオンタムしか勝たん!父ディープインパクト譲り“光速の末脚”

2023年4月9日 05:30

樫桜華エクア

 皆さ~ん、お疲レインダンス~。07年桜花賞で武幸四郎騎手が乗って6着。ダイワスカーレットとウオッカがワンツーを決めたレース。ちょっと相手が強かったかしら。幸四郎騎手はオークスも秋華賞も勝ったけど、牝馬3冠で桜花賞だけは勝利なし。何としても欲しいタイトルでは?

 今年の桜花賞。そんな幸四郎さんが先生として送り込むライトクオンタムを狙います。何といっても国内に6頭しかいないディープインパクト産駒の最終世代。前走が428キロ。父を思わせるコンパクトな馬体ながら、繰り出す末脚は一級品。勝てば全13世代でのクラシックVを達成。とてつもない記録だけど、ディープならあっさりやってしまうかも。鞍上が幸四郎師の兄で、ディープの主戦だった豊騎手というのもドラマチックね。

 その豊騎手は先週の大阪杯をジャックドールで制し、G1最年長V記録を更新。レジェンド健在をアピールしてくれました。桜花賞は歴代最多5勝。頼もしすぎます。前走のシンザン記念はかなり外を回って差し切る大味な競馬だったけど、あれで使える脚を測った印象。初戦で逃げ切ったように器用な競馬もできるタイプ。この枠順なら好位につける可能性も十分ありとみます。

 そう、1強ムードのリバティアイランドがもし負けるとすれば、スローペースでの末脚不発。唯一の逃げ馬モズメイメイが、連勝した近2走と同じように前半5Fを60秒前後で運んでくれれば…。メイメイの脚も知る豊騎手が、粘るメイメイを目標に抜け出す。Vパターンが目に浮かびます。

 武ブラザーズは昨年の桜花賞もタッグ(ウォーターナビレラ)で挑み鼻差2着に惜敗。リベンジに燃えています。ちなみに2人のお父さんの邦彦氏が勝った74年タカエノカオリと、豊騎手の2勝目だった93年ベガはともに436キロで優勝。ライトクオンタムは水曜計量で436キロ。これは奇跡の一致!?この体重をキープで出走なら、もうライトクオンタム(宇宙で一番速い光の粒子)しか勝たん!パカラッチェ!! (Vチューバー)

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2023年4月9日のニュース