【桜花賞】圧巻リバティアイランドまず1冠!!大外から異次元豪脚 川田「届いてくれてホっとしています」

2023年4月9日 15:44

<桜花賞>大外から差し切って桜花賞を制したリバティアイランド(撮影・奥 調)

 牝馬クラシック第1弾「桜花賞」はリバティアイランド(中内田)が制し、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズに続いてG1連勝を飾った。勝ち時計は1分32秒1で断然の1番人気に応えた。

 道中は後方からのレースとなったが、直線で大外に持ち出すと末脚全開で前をとらえきった。上がり3Fは1頭だけケタ違いの32秒9をマーク。騎乗した川田は「届いてくれてホっとしています。この馬らしい動きを競馬でお見せすることができてホっとしています」と話した。

 リバティアイランドは父ドゥラメンテ、母ヤンキーローズ(母の父オールアメリカン)の血統で通算4戦3勝。重賞は2勝目となった。

 川田はJRA・G1通算22勝目、中内田師はG1通算6勝目を挙げた。

 2着にコナコースト(清水久)、3着にペリファーニア(鹿戸)が入った。

 ▽桜花賞 1939年に英国の「1000ギニー」を範として、牝馬限定の「中山四歳牝馬特別」として創設された。47年から名称を「桜花賞」に変更して京都競馬場で施行され、50年に阪神競馬場に移った。47年以降、舞台は芝1600メートルとなっている。

特集

2023年4月9日のニュース