【新装・京都競馬場】戦前に作られた地下道を発見!騎手が通るためのものだった

2023年4月18日 05:27

 京都競馬場は約2年5カ月間の整備工事を終え、22日にグランドオープンを迎える。総工費880億円をかけたビッグプロジェクト。淀は2年後が開設100周年にあたり、100周年を意味する「センテニアル・パーク」と名付けられた。

 真新しいパドックの新設には発見もあった。下を掘り起こすと古い地下道が出てきたのだ。京都競馬場総務課長補佐の塩原圭樹さんは「1938年に造られた地下馬道のようなものが残っていて、パドック付近まで延びていました。80年にスタンドを改築した時も必要な動線の部分は、その地下道を壊して工事をしました。動線にかからない部分は今回の工事期間までずっと地下道として残っていたんですね。今回の工事で全部取り除きました」と説明。騎手が通るために作られたものだったという。長い間にわたって地下道が眠っていたとは驚き。新たに整備を施して、次の100年へと向かう。

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