【新装・京都競馬場】松田恵作場長に聞く「京都観光の目的地の一つとなれるよう」
2023年4月18日 05:25 ――21年3月に場長に着任。
「コロナ禍で緊急事態宣言が出ていました。グランドスワン(旧スタンド)は半分以上が解体され、馬場は芝にラチもなかった。シーンとした状態でした」
――苦労した点は。
「地盤が軟弱で、掘れば水が出てきました。その流れをどうするか。また、コロナ禍で濃厚接触による隔離などがあって、人員確保も大変。業者さんには乗り切っていただきました」
――いよいよグランドオープンを迎える。
「(着任して)2年で完成するのかな?ただ見守るだけでした。苦難もたくさんあった中で課題を解決して、立派な競馬場ができました。明るく過ごしやすい競馬場がテーマ。明るい色も取り入れましたし、広々と使っていただきたいです」
――2年後には淀開設100周年。
「その時には京都観光の目的地の一つとなれるように、さらに進化を続けていきたいと思っています」