【天皇賞・秋】タスティエーラ意地の2着 松山「勝ち馬の決め手に負けてしまい本当に悔しい」

2024年10月27日 16:47

<天皇賞・秋>レースを制したドウデュース(7)。(4)は2着のタスティエーラ、右は3着のホウオウビスケッツ(撮影・村上 大輔)

 豪華メンバーが集った秋の中距離王決定戦「天皇賞・秋」は、武豊が騎乗した2番人気ドウデュース(牡5=友道)が制し、4年連続のG1通算4勝目を挙げた。

 9番人気に甘んじていた昨年のダービー馬タスティエーラ(牡4=堀)が、意地を見せて2着に入った。

 騎乗した松山は「いいリズムで運べて、追い出してからもしっかり伸びてくれた。あと少しのところだったが、勝ち馬の決め手に負けてしまい本当に悔しい。能力は示してくれた」と話した。

 ▽天皇賞・秋 1905年創設の「エンペラーズカップ」が前身で、37年に春秋2回開催の「帝室御賞典競走」に。47年秋に「天皇賞」に改称され84年のグレード制導入を機に、秋は芝3200メートルから芝2000メートルとなった。

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