【天皇賞・春】ショウナンラプンタ3着 武豊「4角でもう少しセーフティリードを」
2025年5月4日 16:53 伝統の長距離王決定戦「天皇賞・春」はヘデントール(牡4=木村)が制し、G1初制覇を飾った。
レースを盛り上げたのは、歴代最多の天皇賞・春8勝を誇る武豊だ。前走のG2阪神大賞典で4着のショウナンラプンタ(牡4=高野)とのコンビで臨むと、道中は後方をゆったりと追走した。
少しずつポジションを押し上げ、直線入口では先頭の積極的なレースを披露。上位2頭には及ばなかったが、見せ場はたっぷりだった。
このレース9勝目には届かなかった鞍上は「自分のレースはできました。4角でもう少しセーフティーリードを保ちたかった。脚は使っているけど、そこまでの切れ味がなかったです」と振り返った。
▼天皇賞・春 1905年創設の「エンペラーズカップ」が前身。37年に春秋2回開催の「帝室御賞典競走」となって、秋に第1回を東京で施行した。47年秋に「天皇賞」に改称された。