禁止薬物検出馬「治療薬として与えた」
2008年4月23日 18:50 岩手競馬の競走馬から禁止薬物クレンブテロール(気管支拡張剤)が検出された問題で、この馬の厩舎関係者が岩手県競馬組合の調査チームに「(呼吸しやすくするために)治療薬として飼料に混ぜて与えていた」と話していることが23日、分かった。
同日開かれた競馬組合の運営協議会で、競馬組合が明らかにした。クレンブテロールを飼料に混ぜた時期や、厩舎側に禁止薬物としての認識があったかなどをさらに調べている。
この馬と同じ厩舎の競走馬からは、尿検査の結果、禁止薬物は検出されなかった。