バッカスあっさり勝てるかも/アンタレスS
2008年4月23日 06:00 日曜京都のメーンはダート重賞アンタレスS。前走出走予定だった川崎記念を右肩ハ行のため取り消したサンライズバッカスだが、気合が乗ってきたようだ。22日は坂路を1本、66秒4のタイムで軽く流した程度だったが、首を使ってグイグイと登坂した。
4月に入ってから乗り込みも急ピッチで進み、1週前は主戦・安藤勝が手綱を取っていっぱいに追われている。時計が出るタイプではないだけに数字自体は標準的なものだが、そのストライドは着実に鋭くなっている。東田助手は「1週前の時点で少し重い感じがしたが、今週も追い切れるから大丈夫だろう。ツメの不安が全くなくなったのが何より。どちらかというと気性で走るタイプだから、あっさり勝っても不思議はない」とやる気満々。着実にG1馬復活の舞台は整いつつある。