【万哲】感性ビビッ!8番人気本命の理由は?

【万哲】感性ビビッ!8番人気本命の理由は?

2021年11月11日 10:00

▼木曜日のテーマは競馬。前週に高配当を的中した記者が「この馬券こう当てた」で的中レースを振り返る。先週はG1こそなかったが東西で重賞4競走の豪華版。東京土曜メインの2歳重賞「第57回京王杯2歳S」で万哲が3連単11万3390円を的中した。8番人気の勝ち馬キングエルメスになぜ◎を打てたのか?

 予想には絶対譲れない個人的流儀がある。「取材した馬」「調教を生で見た馬」に安易に◎を打たない。

 「知らない馬をどれだけピックアップできるか?」

 よく考えれば、読者の方々も追い切りは生で見られないし、取材もできない。それでも“馬券長者”はごまんといる。現場でつい入りがちな馬への愛情や不要な情報は予想では時にマイナスにもなる。

 お題の京王杯2歳S。1番人気のコラリンでも単勝3・4倍。97年同レース(当時は京成杯3歳S)の優勝馬グラスワンダー(単勝1・1倍!!)のような突出した馬がいないことは、バラバラに印が散った各紙の紙面(スポニチも同様)を見ても分かる。

 荒れ相場。どの馬を買うか?ここからは「感性」の問題だろう。◎キングエルメスは矢作厩舎所属の関西馬。過去2戦は札幌で出走し、新馬1着→クローバー賞5着。小生の勤務日程を隠さず話せば、今夏の札幌開催中はずっと美浦中心のローテ。昨年初めからのコロナ禍以降は関西馬の前線基地の栗東にも全く行っていない。そう、キングエルメスの競馬は一度も生で見ていないし、一度も取材していない。ただ知らないから…では済まされないのが過酷な馬券の世界でもある。

 なぜ、狙えたのか?6月26日の札幌新馬戦が良かったから。直接対戦が少ないゆえに「横」の比較が難しい2歳戦だからこそ「個」を見抜く楽しさがある。幸い、レースVTRはJRA公式サイトにも掲載されているので好きなだけ見られる。伸びやかで雄大なフットワーク。長くいい脚を使って勝った。小回りの札幌1200メートルで勝ったが、広いコースならさらに…。続く1番人気に推されたクローバー賞は出遅れが響いただけ。むしろ一度の敗戦で人気が急落した(8番人気)のは幸運だった。

 映像時代だから、JRA―VANに収録されている調教VTRは繰り返し見る派。最後にモタれ、パートナーに先着を許した最終追いは見た目や活字上は「?」でも、潜在能力を否定するほどのマイナス要因ではない。2着→3着にも印が届いて、3連単11万3390円。好スタートから2番手を確保した鞍上・坂井の好プレーはもちろん快走の原動力。ただただ感謝あるのみだ。

 ちなみに翌日曜早朝に行われたBCフィリー&メアターフで同じ矢作厩舎の先輩のラヴズオンリーユーが我が◎に応えてくれてV。3連単4万1410円を的中!!キングエルメスはまもなく3歳になる我が娘と同じ同期2歳。矢作厩舎2頭から“お祝い資金”も享受して、週初めに近所の鳩森八幡神社で七五三のお祝いをさせていただいた。 (小田 哲也)

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