【田井】192万的中の”WIN5職人” 買い方プロセス大公開!

2022年1月13日 10:00

 今年の正月は生まれて初めておいっ子たちにお年玉を配った。わずか数日後に何十倍になって返ってくるとは…。昨年も3回的中したWIN5。どうやら得意!?なようなので、予想のプロセスをお伝えしたい。

 記者は根っからの単勝派。単勝は基本的に1点買いなので、資金によっては1レースにつき2頭以上選べるWIN5は気が楽だ。

 (1)まずは、対象5競走で荒れないレースを探す。
 点数を絞る上で重要なステップになる。今回では第2、3関門の中山10R、中京10Rがそうだった。ジュニアCは◎アバンチュリエ、○インダストリアの潜在能力が抜けているとの判断。結果的に○が怪物だった。単勝なら不的中だがWIN5だから突破。万葉Sは馬体重賞級の◎マカオンドールで堅いと感じたが、念のため実績上位の○ディアマンミノルも買い目に加えた。取り越し苦労に終わり、◎が勝ち切った。

 (2)荒れると踏んだレースは制限を設けずに点数を広げる。
 最終関門の中京11R・スポニチ賞京都金杯。◎バスラットレオン、○エアロロノア、▲トーラスジェミニと“前残り”読みの印。展開は水物なので差し決着になった時が怖かった。そこで☆ザダルを加えて、今回最多の4頭をピックアップした。結果はザダルが直線一気。7番人気だった同馬は【6025】の通算成績。完勝か惨敗か、というタイプはWIN5のミソになりやすいので、優先的に買い目に加えておくことをオススメする。

 今回は3、2、2、3、4頭を選出し、144点の買い目となった。普段は120点までに抑えることを意識しているので“制限”をはみ出した格好だが、軍資金奮発に迷いはなかった。苦い思い出は競馬記者になりたての19年ダービー当日。最後の最後まで迷った揚げ句、6000円をケチって○ロジャーバローズを買い目に入れなかった。リーチがかかっていたダービーでロジャーが抜け出すと顔面蒼白(そうはく)。配当は2918万円。妻に一部始終をLINEすると「家に帰ってくるな」と突き放された。

 まずは点数を意識せずに先述のステップを踏む。迷ったら買い目に加える。その結果、点数が軍資金を大幅に超えるのであれば、参加しない選択肢があってもいい。己の思考とその日のWIN5に縁がないのだから。3連単でだって夢は十分に買える。ただ、WIN5がリーチ状態で迎えるメインレースの興奮は何にも代えられない特別なもの。機会があれば、ぜひ一緒にWIN5を楽しみましょう。その際はスポニチ競馬面のWIN5コーナーのチェックをお忘れなく。(田井 秀一)

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム