木曜日のテーマは競馬。前週にヒットを放った記者が「この馬券こう当てた」で的中レースを振り返る。今週は、またまたＷＩＮ５を仕留めた大阪本社・小林篤尚記者が登場。４日に続く今月２回目の的中で、昨年以降なんと１１回を数える。“ＷＩＮ５マスター”に独自の攻略法を披露してもらおう。

　４日に続き、先週もＷＩＮ５が的中した。今年はここまで２回ヒットがあり、収支を見ても年間プラスはほぼ確定。精神的余裕があったのは大きい。先週は対象５つのレースが全て単勝３番人気以内で決着、配当は４万９２７０円。印は順番に◎→○→○→▲→◎だった。混戦レースが多かっただけに、配当はもう少し付くかと思ったが…。１６２点で仕留められたから、良しとしよう。

　ＪＲＡで行われる全てのレースで予想印を打っている。まずはパッと出馬表を見る。堅いか、それとも荒れそうなのか。何となくでもいいので、道筋を立てる。ＷＩＮ５の予想はメンバーを見て「順当か荒れるか」とイメージするトレーニングには絶好だと思う。１点で行けそう。いや、多点張りしておかなければ。対象レースが５つあるので、バランスを取るのも肝要だ。

　４日は一発目の東京９Ｒがドゥレッツァ１点で大丈夫と踏み込めたので、他のレースで点数を広げることができた。この日は混戦とみていた東京１０Ｒで６番人気エルバリオに◎を打てたのも大きかった。◎→◎→◎→○→☆で３１万８４７０円が的中した。ラストの安田記念はソングラインが外から力強く脚を伸ばしてきたので、安心して見ていられた。

　毎週のＷＩＮ５で投資できる金額はいったいどのくらいか。１点１００円買いがベースなので１００点なら１万円。この点数で当てられるのか？そこまでの自信は持てない。かといって５万、６万円と投入できるほどの資金力もない。経験を重ね、２万円あたりにラインを引いている。２１６点になるケースは結構あって、そこから１頭外す作業でいつも苦労。２２年以降のヒット１１回は、全て２００点以内で収めている。

　スポニチではＷＩＮ５発売日の紙面に各記者の狙い目を掲載している。参考にしていただきたい。毎週火曜に掲載している「東西記者ダービー」（スポニチ競馬Ｗｅｂでもご覧いただけます）は今週で上半期が終了。回収率１１７％でトップを独走する田井記者には及ばないが、２位の坂田記者とは回収率で０・２％差。ゴール前で首の上げ下げとも言える接戦だ。最終週で何とか前に出て、いい形で夏競馬を迎えたい。