2冠ディープインパクト産駒も注目のキングジョージは新旧超豪華メンバー

2023年7月27日 05:30

 欧州12F路線における夏の頂上決戦となる英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(アスコット、芝11F211ヤード=約2390メートル)の開催が、今週土曜(29日)に迫っている。24日に締め切られた登録ステージに、15頭がエントリー。3歳世代を代表しての参戦となるのが、英国とアイルランドのダービーを連覇しているディープインパクト産駒のオーギュストロダン(牡=愛A・オブライエン)だ。

 前売り市場でオーギュストロダンに匹敵する人気を集めているのが、今季初戦の英ダービーで2着になった後、ロイヤルアスコットのG2キングエドワード7世Sを快勝したキングオブスティール(牡=英ヴェリアン)である。

 対する古馬勢も、昨年の英ダービー馬デザートクラウン(牡4=英スタウト)、昨年に続くレース連覇を目指すパイルドライヴァー(牡6=英W・ミューア&C・グラシック)、今季初戦のG1コロネーションCで牡馬の一線級を撃破したエミリーアップジョン(牝4=英ゴスデン)、昨年のコロネーションCを含むこの路線の重賞7勝馬フクム(牡6=英バローズ)と、大駒がそろっている。「欠けているのはイクイノックスだけ」と言われる超豪華メンバーのキングジョージは、グリーンチャンネルで生中継されるので、ぜひご覧いただきたい。 (競馬評論家)

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