【後藤】北九州記念の“特大弾”79万8750円 ◎△△で仕留めた!

2024年7月4日 10:00

 木曜のテーマは競馬。前週に会心ヒットを放った記者が、的中のプロセスを振り返る。今週は北九州記念で“特大弾”を放った東京本社・後藤光志が担当。3連単79万8750円を◎△△でしっかり仕留めた。注目したのは逃げ馬の選定と実力馬の復活だ。

 競馬人生でも数えるほどしかない会心の高配的中。個人的にはレース部配属になる前の福島支局時代、22年ホープフルSで14番人気ドゥラエレーデを本命視し、的中して以来か。競馬担当になってからは初めてで素直にうれしい。

 まず注目したのは、どの馬が逃げるのかという点。今年の北九州記念は開幕週での開催。となれば基本的には馬場状態が良い分、前・内が有利になる。実際に夏の小倉開幕週の同条件で行われた21、22年CBC賞はファストフォース(52キロ)、テイエムスパーダ(48キロ)といずれも軽ハンデの逃げ馬が勝利。今年も前日土曜の芝6F戦は全4レース中、逃げ馬が3勝2着1回。“行ったもん勝ち”の傾向が顕著だった。

 今年のメンバーで主導権を握りそうだったのは3頭。逃げ実績豊富のテイエムスパーダと前年逃走Vジャスパークローネ、6Fで逃げて5戦全連対のピューロマジック。今回は53キロのハンデを考慮しマジックを本命に推した。2着の△ヨシノイースターは前走、後に重賞を制するサトノレーヴに0秒1差の3着。ハイペースを好位で追走しながら上がり33秒台の脚を繰り出せる機動力を評価し、印を回した。

 そして高配の使者となったのは3着に食い込んだ16番人気△モズメイメイ。近走が振るわない分、低評価となっていたが重賞2勝を挙げているように地力は上位。1週前追いでは栗東坂路で4F49秒5~1F12秒7と好タイムをマーク。状態面の上昇を確信し、本来の力を出し切れるとみていた。

 結果的に上位5頭が印を打った馬で決着。こんなにハマる日もそうそうないのでは…と思いながらも少しだけ自信になった。今週末もドでかい当たりをぶちかますので、ぜひ注目してください! 
(後藤 光志)

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