トップホースマンたちが集う1歳馬セールに注目
2025年8月14日 05:30 2頭の日本調教馬が出走を予定する17日のG1ジャックルマロワ賞。その舞台となるドーヴィルで、16日から18日にかけて、欧州でも最上級の1歳馬が上場される「アルカナ8月イヤリングセール」が開催される。
7月のG1パリ大賞勝ち馬で、10月のG1凱旋門賞の有力馬となっているルファールや、昨秋のG1ジャパンC2着馬で、今年2月にG2ネオムターフCを制したシンエンペラーなどが購買されていたこのセール。今年は307頭の上場が予定されているが、22年のG1仏1000ギニー勝ち馬マングスティーヌの初子となる父フランケルの牡馬など、欧州が誇る良血馬がめじろ押しだ。フランケル、キングマン、ドバウィ、シユーニ、ウートンバセットといったトップサイヤーたちの産駒に加え、22年の欧州年度代表馬バーイードの初年度産駒となる1歳馬が9頭上場予定なのも大きな話題となっている。
22年のこのセールでシンエンペラーを発掘した矢作芳人師をはじめ、日本からも複数の関係者がドーヴィル入りし、世界から集まるトップホースマンたちとの争奪戦に加わる予定だ。今週末のドーヴィルは、1歳馬セールにもぜひご注目いただきたい。(競馬評論家)
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