マーカンドの妻・ドイル “今の成績不満”巻き返し誓う「我慢が続いています」

2022年12月21日 05:30

トム・マーカンドとホリー・ドイル(右)夫妻

 マーカンドの妻であるホリー・ドイルは今年、女性騎手として欧州クラシックを初勝利。ナシュワに騎乗してフランスオークスを制した。押しも押されもせぬ英国No.1女性騎手だ。ただ、今回の短期免許では初勝利が42戦目で、ここまで2勝。本人が「我慢が続いています」と言うように思うような成績を残せていない。ただ、「自分とトムのどちらでも、いい結果が残せればと思っていました」。有馬記念では応援に回る。ただし「自分自身、今の成績に不満はあります」と、はっきり語っており、懸命に巻き返しを期す。

 《“夫婦ワンツー”2度》マーカンドとドイルはワンツーを2度、決めている。11月13日の東京6RがJRA初めてとなる“夫婦ワンツー”。1着がマーカンドのトラマンダーレ、2着がドイルのスリーアイランドだった。2度目は12月4日の中山10R。ドイルのピュアジャッジが8番人気ながらV。2着がマーカンドのガンダルフ(2番人気)。夫婦ワンツー馬単は万馬券(1万210円)となった。

 ◇ホリー・ドイル 1996年10月11日生まれ、英国出身の26歳。父マークも元騎手で自然とこの道へ。14年英見習騎手免許取得。17年騎手免許取得。18年、世界のトップ騎手が集まるシャーガーCで白星を挙げ、注目を集める。今年は613戦91勝で英国リーディング2位タイ。目標は英ダービー制覇。今回が初のJRA短期免許。11月20日の東京7RレヴールでJRA初勝利。JRA通算96戦2勝(20日現在)。1メートル52、49キロ。

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