【有馬記念】エフフォーリアの横山武「間違いなく強い」「リベンジしたい」逆襲連覇誓う
2022年12月21日 11:57 豪華メンバーが集結したG1・有馬記念(25日、中山芝2500メートル)を控え、22日に共同記者会見が行われた。連覇を狙う昨年の年度代表馬・エフフォーリア(牡4=鹿戸)に騎乗する横山武史は、静かに闘志を高めた。
――先週までの変化
「大きく変わった部分はないけど、春と比べると手前も替えられるようになっていて、すごく大事なことかなと思う」
――手前を替えるのはどう大事か
「G1でほんとに強い馬たちが揃っているので、ちょっとした部分も大事になってくると思う」
――春2戦は残念な結果だった。今の気持ちは
「ちょっと残念ですよね。こんなに走らない馬じゃないんで。それは僕が一番よく知っているので、この馬の強さは。新馬の前からこの馬は間違いなく走る馬だと信じて疑わなかった。去年はそれに応えてくれて、たくさんいい思いをさせてもらった。今年は少し残念だけど、みんな好き勝手なことを言うと思うんですけど、間違いなくエフフォーリアは強いので」
――自身が一番待っていたのでは
「この馬の強さを僕だったり先生だったり、知っているからこそすごく悔しい。なんとかリベンジしたい」
――ファンの投票の思い
「お世辞にも今年の成績がいいとは言えない中でタイトルホルダーに続く2位におしていただいて、ファンが多いんだなとあらためて感じる。そういう馬に乗せていただいている自分自身、あらためて身が引き締まる」
――逆襲のカギは
「春の時も前進気勢が前進気勢がと言っていたけど、今回もすごい前進気勢が出たかと言われたら春よりは出たけど、まだ正直去年に比べると。ただ、生き物ですから。変化するものですから、良くも悪くも。エフフォーリアはそういう馬だと受け止めて、その中で自分自身何ができるか。今のエフフォーリアに対してどういうアプローチを競馬でもしていけるかが大事かなと思う」
――中山でのレースは追い風か
「阪神も合わないとは思わない。中山は結果も出ているし、中山自体はマイナスにはならない」
――豪華メンバーが揃った
「去年もほんとに強い馬たちが揃っていたけど、去年もそんなに具合がいいと言える状況ではなかったので。その中で勝ちきれるくらいこの馬は強いので。周りがどうこうよりエフフォーリアの力を出し切れるように頑張りたい」
――ジョッキーにとってこの1年は
「いい1年とは言えなかった。たくさんの有力馬に乗せていただいている中で成績を出せなかった。反省すべき1年だった」
――レースへの思い
「有馬だからというわけではなく、エフフォーリアと勝ちたい」