【有馬記念】ジェラルディーナ斉藤崇師「親子制覇をしたい」14年Vの母ジェンティルドンナに続く
2022年12月21日 11:56 豪華メンバーが集結したG1・有馬記念(25日、中山芝2500メートル)を控え、22日に共同記者会見が行われた。エリザベス女王杯を制したジェラルディーナ(牝4)を送り出す斉藤崇師は、母ジェンティルドンナとの母子制覇達成を誓った。
――追い切りを終えて
「先週も軽かったが、時計的には今週も同じくらい。いい動きができたんじゃないかな」
――追い切りの指示、狙いは
「先週、先々週と単走で馬なりで流してくるくらいだったけど、少し併せ馬しながら気持ちを乗せていく意味でそういう追い切りをした。いい追い切りができた」
――中間、意識したところ
「今年はじめからコンスタントに使ってきていたので、疲れとか精神状態とか気にして、この中間は来た。多少の疲れはあったと思うけど、こっち入ってきてからはそういうところを見せないし、気持ちの方も落ち着いてリラックスしていて、いい状態になっている」
――完成に近づいているか
「去年の春に比べるとすごく落ち着いてきていろんなことができるようになっている。初めての2500だけど、それに対応できる状態には成長してきている」
――前走、強い勝ち方でのG1制覇
「もともと素質の高い馬。気性と体の部分でなかなかレースで発揮できないこともあったと思うが、気性面の成長と福永さんが教えてくれたことと、全部いい方向に向いてきている」
――血統背景からこの舞台は
「お母さん(ジェンティルドンナ)も勝っている舞台だし、今この馬も折り合いの心配もいらないし、自在に競馬できる。こういう形態のコースも対応できると思っている」
――どういう立ち回りを期待するか
「今の強みは操縦性の高いところ。クリスチャンも好きなように乗ってくれたらいい結果が出ると思う」
――有馬記念で勝つためのカギは
「折り合いが一番大事かなと思う。クロノジェネシスはその点が心配あったけど、ジェラルディーナはそういう心配がいらない」
――豪華メンバーが揃った
「タイトルホルダーはじめすごいメンバーが揃っている。楽しみな有馬記念。その中に加われること自体がすごくうれしいこと。一番いい結果になれるよう、しっかりやっていきたい」
――3年連続で管理馬が出走
「勝って年末を締めたい気持ちは強い。ようやくこの血統でG1を取ることができたけど、少しでもお母さんに近づけるようにと思っている。親子制覇をしたいと思っている」