68歳・的場文男騎手引退 「膝をケガ、体力的にも限界、最後の騎乗をお見せできず申し訳ない気持ち」
2025年2月14日 16:00 大井競馬場は14日、国内最多勝利騎手で地方競馬歴代最多の7424勝を誇る「大井の帝王」こと的場文男騎手(68)が3月31日付で引退すると発表。51年5カ月にわたる騎手生活に別れを告げた。
2月17日午後に報道向けの引退会見を行い、その様子は後日、TCK公式YouTubeにて公開する。
24年1月22日の大井10R「おおいぬ座特別」(ラバテラリュージュ)が最後の勝利となった。
以下は的場騎手のコメント
皆様、長い間応援していただき、本当にありがとうございました。正直なところ、まだまだ乗りたい気持ちはありますが、昨年2月に膝をケガし、一度騎乗を再開しましたが、膝の影響もあってか思うような騎乗ができず、体力的にも限界を感じるようになり、騎手としてのキャリアに終止符を打つ決断をいたしました。
最後の騎乗を皆様にお見せすることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
しかし、これまで多くの素晴らしい馬たちと共に走り、多くの思い出を作ることができました。皆様の温かい応援が私の力となり、支えとなりました。
これからは新たな道を歩むことになりますが、皆様の応援を胸に、次のステージでも頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。