西村淳 サウジ入国前後に仏でも騎乗機会求めて滞在

2025年2月14日 05:08

 来週末のサウジダービー(22日、キングアブドゥルアジーズ)に騎乗する西村淳也(25)は、サウジアラビア入国前と出国後にフランスで数日間、滞在する。フランスで武者修行の経験がある鞍上は「今は国内のG1シーズンが始まる前で、このタイミングだからです。フランスとサウジは(飛行機で)4~5時間だと聞きました。フランスは時期的にオールウエザーだけの競馬。調教だけに終わるかもしれないけど、(現地の)小林厩舎、清水厩舎が騎乗馬を用意してくれるかもしれないので行きます」と明かした。

 “大仕事”のサウジダービーはデビューから3連勝で全日本2歳優駿を制したミリアッドラヴ(牝3=新谷)とのコンビ。過去5回の当レースで日本馬は20年フルフラット、21年ピンクカメハメハ、24年フォーエバーヤングの3頭がV。フォーエバーヤングは昨年ここを世界進出の足掛かりとしただけに、ミリアッドラヴも栄光の足跡に続きたい。

 鞍上は先週のきさらぎ賞をサトノシャイニングで勝ち、今年早くも重賞2勝。顕著なまでに技術と騎乗馬の質を上げている。京都記念は人気薄のメイショウユズルハと初コンビだが、波乱を演出しても驚かない。

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