【田井】AJC杯で11番人気に印を打った3つの理由

【田井】AJC杯で11番人気に印を打った3つの理由

2022年1月27日 10:00

 木曜日のテーマは競馬。前週に高配当をヒットした記者が「この馬券こう当てた」で的中レースを検証する。先週は波乱のAJC杯を3連複8万7240円で仕留めた田井秀一記者がヒーロー。11番人気マイネルファンロンに△を打った点が“肝”だが、そこには明確な理由があった。

 AJC杯当日は中山勤務。最後の直線、内をこじ開けて懸命に伸びる◎ボッケリーニが視界の中心だが、どうやら外が優勢…。視線を移すと、外には相手に選んだ3頭が…。厚い単勝、馬連は紙くずになったが、横山父子の間に挟まった2着マイネルファンロンが11番人気。3連複が望外の8万円超馬券となり、レース後取材はマスクの下で口角が上がっていた。
 管理する手塚師が「誰が乗っても難しい」と評するマイネルファンロン。穴党にとっても取捨がとにかく難しい。オープン入り後の馬券圏内は函館記念2着(9番人気)、巴賞2着(7番人気)、新潟記念1着(12番人気)と全て人気薄。馬券圏内時の共通点は?正解かどうかは分からないが、近3走の惨敗時は無印だった記者が今回、印を回した理由が3つある。
 (1)大外枠 AJC杯を含め、直近3回の馬券圏内は全てピンク帽。他馬に外から前をカットされると気持ちのスイッチが入ってしまうのか、分かりやすい外枠巧者だ。昨年11月の福島記念(8着)も16頭立ての14番枠だったが、外にいたのが徹底先行のコントラチェック。「外枠で、しかも自分より外側に前に入ってくる馬がいない」が好走条件。外に誰もいない大外枠はベストだ。
 (2)松岡の継続騎乗 鞍上の松岡は3戦連続のコンビ。前2走は折り合いに苦労していた印象だが、“ぶっ放す”ことなく教育に専念。「もう手の内に入れたよ」と不敵に笑っていたのが、予想時に頭をよぎった。大出遅れによる偶然の産物として大外一気を決めた新潟記念とは違って、鞍上が教え込んだ差しスタイルでつかんだ結果。馬をつくることにたけた松岡の手腕はやはり頼りになる。
 (3)差し決着の展開 そして印を回した最大の理由が展開。毎週金曜夜にYouTubeで生配信している「スポウマチューブ」の21日放送分でも触れたが、中山外回りコースは序盤がスローになれば捲り勝負になりやすい。強力な先行馬がいたり、超内有利の開幕序盤は捲りがはね返されることもあるが、基本は差し決着。松岡が後方で折り合いに専念するであろう同馬に展開利があると考えた。
 手塚厩舎こん身の仕上げに加え、前記3つの理由で印を回すことができた。が、3連単72万の配当が表示されたターフビジョンを見ると、本命を間違えた後悔と反省がじわじわと…。来週は複ではなく単で当欄に登場したい。(田井 秀一)

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