【岡本】神戸新聞杯3連単45万超を的中!スポニチしっかり読めばレース全体像が見えてくる
2022年9月29日 10:00 ▼木曜日のテーマは競馬。前週に高配当をヒットした記者が「この馬券こう当てた」で的中レースを検証する。先週は神戸新聞杯の3連単45万3670円を気持ち良く当てた大阪の岡本草太デスクがヒーロー。トレセンの情報がいち早く集まる“デスク”ならではの視点で的確に印を回した。
現場を離れ、デスク業務となって4年。馬券の傾向は随分と変わった。現場記者時代は取材力がモノをいう新馬戦や初ダート、初ブリンカーなどの条件替わりの馬券で勝負することが多かったが、今は普通に重賞中心に買っている。これが恥ずかしながら現場時代よりよく当たる。
なぜか?デスクは現場から送られてくる情報(原稿)の全てに目を通さなければならない。特に原稿量の多い重賞やG1は仕事をしているだけで自然とレースの全体像が見えてくるのだ。神戸新聞杯のポイントは2つ。勝った5番人気ジャスティンパレスに◎を打てたことと、12番人気2着のヤマニンゼストに△を回せたこと。どちらもスポニチ紙面が“貢献”した。
ジャスティンパレスはダービー(10番人気9着)でも印を回したように元々、能力を買っていた馬。そこへ来て「調教独断」でオサム記者が「勝負気配ならジャスティンパレス」と書いてきた。チェックすると確かにいい。馬場の読みづらい予報だったが4枠7番なら競馬はしやすそう。◎は案外すんなりと決まった。
一方、相手は悩みに悩んだ。最後の△候補はリカンカブールとヤマニンゼストで直前まで保留した。こちらの決め手はスポニチのウリである「武豊のサンデー物語」。これをいち早く読めるのもデスクの“特権”だ。もちろん現役騎手は予想行為はできないから断定的なことは書かれていないが、豊さんは結構正直な感触をにじませてくれる。後輩ジョッキーである千田調教師に触れた上で「レース後、“よく頑張ったよな”と納得できる騎乗を」と締めたのを読んで、その光景が現実になる予感がして最後の△を進呈した。
1週間、スポニチを隅から隅まで熟読してもらえば、馬券のヒントがいくつもあるはず。今週からは秋のG1シリーズがスタート。読者に貢献できる情報を精査しつつ、自分もちゃっかりもうけたい。
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