【チャンピオンズC】レモンポップ “王道”に逆らえない
2023年11月29日 05:30 プレレーティング最上位は今シーズン国内3戦不敗のレモンポップ。ダート距離区分Mのレーティング120は、のちのJBCスプリント勝ち馬イグナイターを2秒ちぎった南部杯の評価である。日本競馬史上、国内のダート戦で120ポンド以上のレーティングを得た馬は01年に武蔵野S、ジャパンCダートを日本レコードで連勝したクロフネ(125)、そして一昨年のチャンピオンズCを6馬身差で圧勝したテーオーケインズ(120)しかいない。ジャパンCのイクイノックス同様、レーティングから“逆算”すれば確勝級とも言えるだろう。
レモンポップの父レモンドロップキッドは、ジャパンCダートの時代からこのレースで猛威を振るってきたキングマンボ後継。06年アロンダイト、07年ヴァーミリアンで「2勝」のエルコンドルパサーの1世代下、13年ベルシャザール、14年ホッコータルマエ、20年チュウワウィザード、22年ジュンライトボルトで「4勝」のキングカメハメハの5世代上の96年産で、現役時にベルモントS、トラヴァーズSなどG15勝を含む北米グレード7勝。種牡馬として24歳となる20年まで供用されたバイタリティーの塊だった。ちなみにこの父は前出テーオーケインズやメイショウハリオの父祖エーピーインディのいとこでもある。
母の父ジャイアンツコーズウェイは“アイアンホース”の異名を取った中距離王。1Fの距離延長にも血統的な不安は皆無だ。 (サラブレッド血統センター)
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