【京成杯】グラティアス サラッと半馬身先着!G1馬レシステンシア半弟“異次元スタミナ”誇る大物候補

2021年1月14日 05:30

<京成杯>併せ馬で追い切るグラティアス(左)(撮影・西川祐介)

 今週は先週の3日間開催の影響で火曜全休。中山メイン「第61回京成杯」(17日)は出走予定13頭中、8頭が水曜に追い切った。美浦では1戦1勝グラティアス(牡3=加藤征)が併せ馬で機敏な動きを披露。G1馬レシステンシアを半姉に持ち、初戦を“遊びながら”制した大物候補から目が離せない。一方、中京メイン「日経新春杯」ではアドマイヤビルゴ(牡4=友道)が栗東坂路単走でシャープな伸び。重賞初制覇を狙う超高額馬に注目が集まる。

 驚きの光景だった。10月24日の東京新馬戦。グラティアスは集中力を欠いたような走りで逃げていた。しかし、残り100メートル付近で急加速。ゴール後も勢いは止まらず、ルメールが必死に手綱を抑えた。鞍上が「ゴールしてからが一番速かったよ」と苦笑いを浮かべた一戦から約3カ月。水曜朝の最終追いで確かな進歩を示した。

 美浦Wコースでロレンツォ(3歳新馬)の2馬身後ろを追走したグラティアス。物見をしまくった初戦とは違い、道中は適度な気合がこもる。直線で内に入ると、ググッと加速。強化された体幹を軸に馬体がぶれない。集中力を維持したまま半馬身前に出た。見守った加藤征師は「先週で息も体もできているので今週はサラッと。冷静に走れていたし、何の問題もありませんでした」と笑顔だ。

 最大の武器はそのスタミナ。2000メートル走破後に最速スピードを叩き出した初戦が、持って生まれた心肺機能の強さを物語る。「今日の追い切り後も“フーフー”と取り乱したような息をしないんです」と指揮官。押し出されるように立った先頭でキョロキョロと周りを気にしたのは仕方のない面も。「今回はある程度前に馬を置いた好位で立ち回る競馬をイメージしている。ゲートが速いのでハナに行ってしまうかもしれないが、一度競馬を使ったから今回は大丈夫でしょう」と師からは自信がにじむ。

 19年阪神JFを制し、昨年の桜花賞&NHKマイルCで2着に好走したレシステンシアを半姉に持つ良血。姉が名を売る前の19年セレクトセールで、将来性を期待された弟にも2億4840万円(税込み)の高値が付いた。師は「(当時から)馬っぷりが良かったですよ。素直で従順だし、自分を見失わないのも強み。ここで結果を出してクラシックに行きたいですね」と意気込む。底の見えない大物候補がまともに走れば…。ここを踏み台に春の主役へ突き進む。

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