【日経新春杯】マイネルウィルトス真価発揮だ!雪散る馬場でも高レベルを維持
2022年1月13日 05:30 昨夏札幌記念で4着したマイネルウィルトスの価値を知る時が来た。優勝したソダシは2着ラヴズオンリーユー(21年海外G1・3勝)を破ったこの勝利が評価され最優秀3歳牝馬に。このソダシから0秒4差。G1馬ペルシアンナイトに迫り、ブラストワンピースに先着を果たした実力はここでも上位のはずだ。
最終追いは雪も小降りになった坂路。渋った馬場も問答無用。鞍上をリードする気合でグイグイ駆け上がる。4F52秒2~1F12秒4。集中力が素晴らしい。宮師は「今朝は単走で気分良く。先週しっかりやっている(CW6F78秒2~1F11秒6)し、高いレベルで状態を保っている」と納得の笑みを浮かべた。
前々走のアルゼンチン共和国杯で2着。前走のチャレンジCは6着に敗れたが、「スローの上がり勝負。不得手なレースの中である程度の着順に来ている。展開がはまれば、やれる下地はできている」と反撃に虎視たんたん。5歳春にしてオープン入りした、遅れて来た大物の真価が問われる一戦だ。