【新谷】WIN5的中の極意!284万7290円的中 

2023年11月23日 10:00

 木曜のテーマは競馬。前週に会心ヒットを放った記者の思考をなぞって、今後の馬券ライフを豊かにしたい。今週は新谷尚太記者が、5レースの1着を的中させる「WIN5」を的中し、配当はなんと284万7290円!高額のWIN5を的中するための極意があれば知りたいが――。

 馬券のスタイルは人によってさまざま。特に馬券を絞るか、手を広げるかは、おのおのの馬券哲学に直結する。世の中には18頭立て3連単(4896通り)を18点で勝負するオサム先輩のような剛の者もいるものの、基本は堅い馬券に絞るか、配当が高い馬券で手を広げるか。記者は断然「絞る」派だ。なるべく点数を絞って賭け金を集中させたい。

 それは先週で言えば58万7520通りの組み合わせがあったWIN5でも変わらない。上限に設定しているのは108点。他の組み合わせもあるものの、基本的に2点まで2レース、3点まで3レースとして毎週、予想を組み立てている。

 記者は栗東トレセンCWコースを見るのが大好きな調教派。東京10Rのモズゴールドバレル、京都10Rのウインスノーライトは、いずれも2番人気だったが、純粋に調教タイムだけ見ても目を引く存在で、実際のCWコース追いも抜群だった。こういう◎の1着はうれしい。福島11R、東京11Rは◎が敗れたものの、前者は先行ワールドタキオン、後者は追い込みアルファマムと馬場傾向を考慮しつつ上位に評価した馬が勝利を確保。WIN4だ。この日は京都競馬場取材。「WIN5」なるか、の京都11RマイルCSをライブ観戦した。正直に言おう。もらったと思っていた。この日一番自信があったのが◎セリフォス。夏負けで富士Sを回避したが、その後の調教が素晴らしかった。オサム記者と協議した調教評価もAを超える「S」で一致していた。

 手が震える。序盤3番手。いつもより前。大丈夫か?大丈夫のはず…と思ったが、走りに力みがあった。懸命に踏ん張るが、次々とかわされる。終わった――。

 ライブ観戦時は前の方ばかり見て、存在に気づかなかった。ゴール前で大外からピンク帽!?え?ナミュール!!マジか!?

 しびれた。ムーア負傷からの代打騎乗で、度胸一発追い込んだ藤岡康に、パドックから目立つ素晴らしい仕上げを施した高野師に。ついでに遅い時計ながら気合充満を見抜いてナミュールを○に推した自分のことも、ちょっとだけ自賛したい。 (新谷 尚太)

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