【万哲】函館から帰京!予想労力分散が奏功し3連単130万円!

2024年7月25日 10:00

 木曜のテーマは競馬。前週に会心ヒットを放った記者が、的中のプロセスを振り返る。今週は東京本社の万哲こと小田哲也記者が登場。20日土曜の小倉10R・天草特別で11番人気の勝ち馬◎シークレットキー(牡3=杉山晴)から◎△△で3連単130万4170円の“特大弾”を放った。これほどの高額配当をゲットできた理由とは?

 幸運にも的中できた130万馬券は3週間の函館出張が無念にも終わって、日常に戻されたのが大きい。函館滞在中は何より目の前の函館競馬的中が優先。全レースの予想をさせてもらっているが、函館に費やす労力が「90」とすれば、同時開催の福島や小倉は「5」ぐらい。普段、美浦トレセンにいる時は関西圏の競馬をおろそかにすることはないけど、函館だけは別。例えば、7月7日は七夕賞(福島)より函館メイン・五稜郭Sに“全力投球”して奏功した。それが先週は失意?の帰京。札幌、福島、小倉の予想に“平等”に力を分散し、会社内のテレビで静かに高額的中を見届けることになった次第。

 勝ったシークレットキーは地方競馬好きの方なら、ノーマークにしていないと思う。実際、スポニチ大阪の柏原記者は◎、寺下記者が○、オサムちゃんは▲と重い印が並んでいる。11番人気だったのが不思議なぐらい。注目すべきは3月に大井で行われたJpn2京浜盃(4着)。7馬身差圧勝の現大井所属のサントノーレは無事なら、東京ダービーでラムジェットと互角に渡り合っていたはずの強豪。別格の優勝馬は別として、2着アンモシエラ(東京ダービー3着)、3着ハビレ(東京ダービー5着)に差なく続いたのだから、2勝クラスなら十分やれる余地はあった。しかも、天草特別を迎える前までの2勝はいずれも小倉で、昨夏8月の新馬戦(芝1200メートル)と今年1月のくすのき賞(ダート1700メートル)。猛暑もOKで、勝ったことがある舞台とあれば、絶好の狙い頃だったのでは?

 ちなみに鼻差2着の△クリオミニーズ(5番人気)は、大阪本社の坂田記者が◎を打っていた。実は記者パソコンでは他の人がどの馬に印を打っているかを見られるようになっていて、特に根拠もなく「坂田くんが◎なら、とりあえず打っておこう」みたいな感じで△を打った。これがズバリ的中!!3着の△イルミネーターは意外な13番人気。同じ小倉ダート1700メートル戦の熊本城特別(4着)で頑張った直後で「夏は格より調子」で素直に印を回し、思わぬ100万超えになりました。3連単はともかく、1着馬&2着馬ともにスポニチ競馬欄は印が結構あったので、馬単4万馬券は獲った方も多いと思う。何かと資金がかかる夏競馬。函館と同じぐらい大好きな新潟競馬にルンルン気分で乗り込めます。 (小田 哲也)

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