【高木翔平】元々穴党“心の本命”に託した○ WIN5超特大弾340万円超
2024年11月7日 10:00 木曜のテーマは競馬。前週に会心ヒットを放った記者が、的中へのプロセスを振り返る。今週は伝統のハンデ重賞「アルゼンチン共和国杯」で馬単1万9000円を仕留めた東京本社・高木翔平が登場。重責を担う本社担当、10番人気ハヤヤッコへの対抗印が値打ちもの。これが利いて、WIN5でも340万1240円の超特大弾をかっ飛ばした。人気薄に重い印を打てた要因を探っていこう。
先週日曜はWIN5がヒットした。340万1240円の的中額はこれまでの予想史上でも最高額のような気がする。162点で当てられたのだから気持ちいい。実は先々週、天皇賞・秋の的中を祈願して都内のある神社にお参りに出かけた。◎ドウデュースの勝利を願って、レースの前と後に2度おさい銭を入れた。実際に勝ってくれたし、先週も好リズムだった。何だか凄い御利益を感じる…。また、お礼参りに行かなくてはならない。
これだけWIN5の配当額が跳ね上がったのはアルゼンチン共和国杯で○に指名したハヤヤッコ(10番人気)のおかげ。もちろん、狙い目に入れていた。WIN5対象4レース目で、残り票数もここでグッと減った。他の4つのレースが2、3番人気での決着だっただけに大きかった。
元々は穴党だったが、昨年4月から本社予想に就任した。人気サイドに◎を打つ使命感を守りつつも、“心の本命”には○を託すことが多い。対抗印の方も注目して見ていただきたい。それだけに会心の馬単1万9000円的中となった。
正直、前日の雨が残ると踏んで、もっと時計はかかるだろうと想定していた。そんなタフな馬場がこの馬に向くとも思った。2分29秒0の速い時計でハヤヤッコが勝ち切ったのには驚いた。それでも中間のハツラツとした雰囲気、差し馬が優勢の馬場コンディションから、スムーズなら一発は十分にあると読んでいた。過去に58・5キロでの好走(23年中日新聞杯2着、24年タイランドC3着)があったので、トップハンデも気にならなかった。白毛一族の底知れないポテンシャルを改めて証明してくれた。
2着の◎クロミナンスは即決だった。日経賞(2着)、目黒記念(3着)に続く3戦連続での本命指名となったが、常に安定した走りを披露してくれる。ゴール前では一度先頭に立ち、粘って2着。オープン入りしてからはオール馬券絡み。人気薄の○で“遊ぶ”レースはこういうタイプがいてくれると実に助かる。G2、G3なら次も本命にしたいと思う。 (高木 翔平)