ディープインパクト産駒 第11世代スノーフォールの最適距離

ディープインパクト産駒 第11世代スノーフォールの最適距離

2021年6月9日 05:30

 レース結果を知ってから実際の映像を見るまでにタイムラグがあった4日の英オークスだが、それでも日本産ディープインパクト産駒スノーフォールの非現実的ともいえる大パフォーマンスには思わず声が出た。数々のクラシックを制してきた名手デットーリをして「過去にこれほど楽な勝利はなかった」と言わしめた16馬身差は、昨年のラブの9馬身差もかすむ英オークス史上最大着差。一両日中にも発表される世界ランキングでは暫定トップに立つ可能性もあるだろう。

 スノーフォールの母ベストインザワールド(父ガリレオ)は芝12Fの愛G3ギヴサンクスS勝ち馬。クールモアがディープインパクトの血を求めて日本に送り込んだこの母は、同じオペレーションの先駆けであるサクソンウォリアーが英2000ギニーを制した18年春にノーザンファームでスノーフォールを産み、再度ディープインパクトを交配されて帰国した。現2歳のアイルランド産牡馬(登録名ニューファンドランド)は最新の英オークス馬の全弟ということになる。

 2歳G1で足踏みが続いていたスノーフォールは、日本ダービーのシャフリヤール同様、選手権距離で真価を発揮した。ディープインパクト第11世代のスロースタートは、結果的に芝2400メートル級重点主義の裏返しだったわけだ。ブックメーカー前売り1番人気となった凱旋門賞は、前記した母の全姉ファウンドが16年に手に入れたタイトル。期待せずにはいられない。 (サラブレッド血統センター)

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