【オサム】大波乱レース馬単2点で高配ゲット!

2021年6月10日 10:00

▼木曜日のテーマは競馬。前週に高配当をヒットした記者が「この馬券こう当てた」で的中レースを検証する。今週は3連単60万円超の大波乱となった鳴尾記念で馬単3万6430円を○◎でズバリと当てた大阪の看板穴記者・オサム。常人には理解しがたい?その予想過程を聞こう。

 人間は学習する動物だ。たとえ56歳になってもだ。学習→忘却→反省、そしてまた学習。このトライアングルの中を迷走しているだけのような気もするが…。自分だけか?

 鳴尾記念を予想するにあたり、まずは目黒記念(5月30日)の反省から始めた。8番人気ウインキートスに◎を打って1着。だが、3連複、3連単で勝負したため、3着アドマイヤアルバ(15番人気)が無印で勝負馬券は紙くずになった。せめて7210円ついた馬単(◎→▲)を押さえておけば…。猛省した。

 普段買う馬券は3連複、3連単がほとんどだ。理由は破壊力抜群だから。しかし、目黒記念で教訓を得た。馬単でも、予想のセンス次第ではいい配当を得られる。鳴尾記念は絶対に馬単を買おう…。

 取材の時、“異変”を感じた。上位人気はサンレイポケット、ペルシアンナイト、ブラヴァス、ヒンドゥタイムズあたり。厩舎サイドはそれなりのコメントを出したが、勝負気配が伝わってこなかった。さらに人気馬は差し&追い込み脚質がほとんど。展開がいかにも怪しい。

 恐らくハナは中京で2勝のショウナンバルディ。この2番手にユニコーンライオンが付ける。アメリカズカップには往年の行き脚がなく、サトノソルタスも果敢に出て行くことはない。飛ばす2頭の“行った行った”が見えていた。

 レースは典型的な前残りとなった。ユニコーンライオンの坂井が敢然とハナを奪い、2番手にショウナンバルディ。2頭の並びは予想とは逆だったが後続不発のスローは予想通りだ。ユニコーンライオン(8番人気)の評価が低かったのは追い切り時点で出走が確定していなかったのもあるだろう。しかし、矢作厩舎ではよくあることだ。相手関係を最後の最後まで見極めている。こういう時は勝負だと思っていい。

 個人的な勝負馬券は印上位○ユニコーンライオン、◎ショウナンバルディ、▲サトノソルタス、☆ペプチドオーキッドの3連単BOX。さらに“行った行った”の馬単折り返しを2点。直線は「そのまま!!」。目黒記念の反省が翌週にすぐ生きるとは…。競馬の神様も捨てたもんじゃない。

 3万6430円ついた馬単をたった2点で仕留め、あまりにうれしくて即、大吟醸酒を2本購入。ポンコツ記者でも、たまにはこんなこともある。 (オサム)

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