【この馬券こう当てた】穴狙いでようやく…エリ女で歴史的大的中の岡本が感激と的中への思考を公開!!

2021年11月18日 05:30

 ▼木曜日のテーマは競馬。前週に高配当をヒットした記者が「この馬券こう当てた」で的中レースを検証する。先週は何と言っても◎アカイイトでエリザベス女王杯の3連単339万3960円をブチ当てた岡本草太記者。穴馬券を狙い続け、ようやく手にした帯封。その感激と的中への思考を聞こう。

 思い描いた通りになんかならないのが競馬。競馬担当13年、身に染みて分かっている。それでも、いつか絵に描いたような穴馬券が取れると信じてやってきた。ついにその日が…。配当はもちろんだが、そのことが何よりうれしい。

 順を追って振り返ろう。まずはエリザベス女王杯の位置づけ。今や「最強牝馬決定戦」とは言い難いことはご存じの通り。近年の3冠牝馬ジェンティルドンナ、アーモンドアイ、デアリングタクトは一度も出走したことがなく、現役最強牝馬の座にいるクロノジェネシス、ラヴズオンリーユーも今年は別路線を歩む。G11勝馬が2頭。レイパパレは距離という明確な課題があり、アカイトリノムスメはローテーションに不安が残る。前評判ほど差はない。

 次に枠順。これが大きな決め手だった。レイパパレが1枠1番、アカイトリノムスメが2枠3番とそろって内枠。逃げるかどうかはともかく間違いなく先行するレイパパレ、それをマークする位置にアカイトリ。2強に挑むライバル勢にとっては目標が分かりやすく、勝負どころから消耗戦となる可能性は高い。ましてや京都改修工事のためロングラン開催となる阪神はAコース使用6週目。内枠がアダになるケースは十分にある。

 そうなった場合に来る馬は?2強を追いかけず内で脚をためて直線勝負に出る馬か、ストレスのかかる内めではなく外を回って差す馬。前者はすぐに〇クラヴェルに行き着いたが、このタイプは直線の進路確保にリスクが伴う。後者の組にこれを上回る馬がいるか?

 ◎アカイイトがいた。ひと口に「末脚自慢」といっても持ち味はさまざま。消耗戦を前提としている以上、ヨーイドンでの上がり3F33秒台を身上とするタイプは今回はお呼びではない。35秒台でいかに他馬を凌駕(りょうが)できるか。アカイイトはオールマイティーな末脚自慢だが、特筆すべきは3F35秒台での最速が3度あること。2走前の垂水Sは3F最速35秒0で直線一気を決めた。上がり次位には0秒4差をつけており、頭差の着差以上の内容。消耗戦でこそ浮上すると判断した。

 実際のレースはアカイイトがメンバー最速の3F35秒7で差し切り勝ち。唯一、想像と違っていたのは2馬身という着差。4角ではちょっと動くのが早いか?とヒヤヒヤしたが、取り越し苦労だった。馬の力と感触を信じた幸ジョッキーの好騎乗が光った。ありがとう。 (岡本 草太)

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