【高木】対照的な展開の重賞2レース強気にW的中

2024年8月15日 10:00

 木曜のテーマは競馬。前週に会心ヒットを放った記者が、的中のプロセスを振り返る。今週は東京本社予想を担当する高木翔平で文句なし。小倉記念3連単1万570円を◎☆▲で仕留めると、続く関屋記念も3連単3万60円を◎△○でズバリ。重賞ダブル的中で見事な“お盆玉”をゲットした。

 先週は関屋記念と小倉記念のダブル的中を達成した。3連単の配当は3万60円、1万570円。決して高配ではなかったが、関屋記念は3、8番人気のワンツー、小倉記念は1番人気が単勝4・2倍とオッズが割れており、絶妙に難しい両レースを獲れたのはうれしい。それぞれの的中を振り返りたい。

 まず関屋記念。前が楽になるとの読みで逃げ馬トゥードジボンに◎を打ったが、こちらの想像以上に楽にハナを運べた。前半5F59秒6はこの馬にとっては余裕たっぷりのラップ。ラスト3Fを33秒3でまとめれば、他馬にチャンスはなかった。道悪ではころっと負けることもあるが、これで「良馬場の逃げ」なら5戦全勝。時計の速い新潟芝、同型不在と条件がそろっており、強気に勝負できた。個人的には2着の8番人気ディオに印を回せたのには満足。外枠ではあったが、スッと好位を取れる機動力があり、トゥードジボンの支配するレースにマッチするとみていた。岩田康の好騎乗にも感謝したい。

 対照的に先行勢が苦しくなったのがレコード決着の小倉記念。前半5F57秒6のハイペースで、前から残ったのは2着コスタボニータのみ。道中はじっと脚をため、勝負どころで外から伸びた◎リフレーミングが力を出し切れる展開となった。当日は最内1番枠。これが従来の小倉開催だったら本命は打たなかっただろうが、コースが広くフェアな中京での代替開催だったので地力を信頼した。

 夏競馬も終わりが見え始めた。この時季の競馬はあまり得意な印象がないが、ここでのダブル的中はラストスパートへの自信となった。夏の目玉となる今週末の札幌記念も射止めたいところだ。

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