【小林】WIN5攻略法を大公開!

2021年9月23日 10:00

 ▼木曜日のテーマは競馬。前週に高配当をヒットした記者が「この馬券こう当てた」で的中を検証する。3日間開催の先週は19日のWIN5で37万8250円をものにした大阪本社担当の小林篤尚記者。「マイルール」に基づき、荒れそうなレースに多点張りを敢行。考え抜いた末にビッグヒットを手にした。これは参考になりますよ!

 スポニチではWIN5発売日の紙面に各記者の狙い目を掲載している。ひとレース1点しばりから多点張りまでバラエティーに富む。記者が各レースで挙げた数字を拾い上げ、ボックスを買うという読者の声を聞いたことがある。各レースの買い目は最大でも◎から○、▲、☆の4点までと決めている。△まで手を広げると点数が膨れ上がるからだ。

 1回のWIN5で投資できる金額はいったいどのくらいか。1点100円買いがベースなので100点なら1万円。ただ、この点数で当てられるほどの自信も持てない…。かといって5万、6万円と投入しては資金も枯渇する。経験を積み上げた結果、2万円あたりにラインを引いている。そこまでに収まるように対象5個レースの狙い目を分散。これが2つ目の“マイルール”だ。

 この日は対象5つのレースで1番人気が1勝もせず、勝ち馬は全て2~5番人気のゾーンだった。本紙予想をする手前、やんちゃな印を打てないというスタンスも良かった。印は順番に▲→◎→◎→▲→▲で決着。◎のレースは2点張り、▲のレースは3点か4点張りと“相場”も見えていた。個人的にはローズS(対象4レース目)のアンドヴァラナウトに重い印を打てたのが会心だった。前々走、前走と走破時計が優秀。十分、V圏内にいる馬だと考えていた。対象3レース目のレインボーSで全姉のゴルトベルクがV。母グルヴェイグの血筋が連勝を決め、思い入れの血統がまた一つ増えた。

 WIN5は高配当にスポットが当たり、大きな見出しが立つ。8月29日のWIN5は万里絵記者が81万5350円を的中させていた。億単位狙いならともかく、本命筋の方でも買い方次第ではこのくらいの配当へは近づける。それを示せたのは良かった。

 ちなみに当日は中京競馬場勤務。ローズSの取材で検量室前にいて、ラストの中山11Rをリアルタイムで見ることができなかった。“ネタバレ”を避けるためにネット検索を封印、記者席でこっそりレースVTRを見た。WIN5へ向かう作業は、メンバーを見て「順当に収まるか、荒れそうか」とイメージするトレーニングには絶好。各記者がひねり出す狙い目をぜひ、参考にしていただきたい。

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